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ベイジン〈上〉 |
「ハゲタカ」からのファンで真山氏の著作は必ず読んでいますが、「マグマ」あたりから話の進行が冗長気味なように感じます。本作でも上巻の終わりまでなかなか話が進まず、「ハゲタカ」のようなキレを期待していると裏切られます。下巻に入るころから徐々にヒートアップしてきますが、最後まで「ハゲタカ」のような話に引きずり込まれる感覚はあまり得られませんでしたし、筋に関係ない人間描写が多すぎてテンポが悪い気がします。テーマは確かに機を得たものでリアル感も相変わらずすごいのですが、待っていた新作なだけにちょっと残念です。 |
ベイジン〈下〉 |
真山先生の作品は一通り目を通しましたが、
過去の作品をもしのぐスケールの大きな作品。 プロットの組み立てや人物描写はまさに匠の域。 ストーリーの良さも然ることながら、 一貫して伝えたい熱いメッセージが伝わってきます。 この作品に真山先生の真髄を見たような気がします。 中国社会の実情、腐敗の構図、中国国民のものの考え方、 中国相手にビジネスする方にとって有益な情報が多々あると思います。 また原子力に関する知識もつきます。 われわれが決して忘れてはいけない「希望」 命題のない混沌とした日常に、 「希望」という魂を注いでくれる そういう作品です。 |
ハゲタカ(上) (講談社文庫) |
○読み始めたきっかけ
以前、NHKのドラマ放映を見ました。全部は見れなかったのですが、久しぶりに 「面白い!」と思い、次回が気になる内容でした。他のレビュアーの方も指摘して いる様に、ドラマの方が原作に比べると重いテイストに仕上がっています。 ○心に残る言葉 p.401 弱肉強食の国際金融の世界で生き抜く最大の武器は、情報収集力です。 一つの情報は、時に数億ドルのカネを凌駕するほどの力を持っています。 →これからは、「おカネ」や「資産」が優位性を持った時代ではなく、「情報」 や「付加価値」が重要だと思った。おカネやモノは、必要に応じてレンタル・アウ トソーシングできる。しかし、重要な情報・付加価値だけは自分で探さなければな らない。検索サイトのグーグルにしても、そのような情報を付加価値をつけて提供 しているに過ぎない。 自分も何か他者とは違う「情報」をもっていなければ価値がない。 p.457 アメリカの金融機関の良くないところの一つは、自社の名は世界中どこで も尊敬と畏敬の念で崇められると勘違いしていることだ。(中略)。目的がビジネ スの成功にあるなら、敷居を低くして、客を集めやすい環境に気を配ることが必要 じゃないか。 →なかなか欧米の小売業(ウォールマート、カルフールなど)が日本で成功しな いのは、日本独特の商慣行だけでなく、このような要素もあるのではないかと思い ました(業種は全然違いますが)。現在、スウェーデンの家具屋「IKEYA」がヒット しています。前回、進出した時は失敗し一度撤退しています。北欧家具の「イメージ 戦略」と「低価格戦略」がうまく、日本市場にマッチしたのでしょう。 中国でも大変な売れ行きです。決して品質は良くありませんが、マス市場である、 中の上レベルの若年層消費者から支持されています。デザインがちょっとお洒落で 手が出せる価格というのがポイントです。 ○どんな人に読んでもらいたいか。 大企業で働いていると、このような組織の壁には誰もが悩まされる問題だと思った。 その中で自己の正義感や信念に沿って行動する「サムライ」魂を感じたい人にはお勧め。 経済合理主義、責任感、けじめがキーワードです。 経済やバブル期について、興味のある人は楽に読み進められると思います。 |
昨晩 真山仁 が夢でこう告げた・・・!
最近ネット上でも話題の 真山仁。今回のDVDはドラマ仕立てになっており、象を探す探偵役を演じている。
このアルバムは全曲を試聴できるので、ぜひ聴いてみてほしい。人を微笑まずにはいられなくさせる究極のヒーリングミュージックだ。
ほうほう、ようがんばってますなあ。ようするに、
『 性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。 』( オルテガ・イ・ガセー )
なんのこっちゃわからんがな^^;
「ハゲタカ」(上) 真山仁
「ハゲタカ」(上) 真山仁著 講談社文庫 (08/09/20読了) NHKのドラマでやっていたのって、もう、2年以上前かな? 話題になったのが気になって買ったものの、なんか、すっかり忘れてしまっていました。「今さら…」と思いつつ読み始めました ...
索引 = 小説編 =
ハゲタカ, 真山 仁, 経済小説. ハゲタカ2, 真山 仁, 経済小説. Hello,CEO. 幸田 真音, 経済小説. フェイク, 楡 周平, 小説. 部下は育てるな!取り替えろ!! 長野 慶太, 評論. 不祥事, 池井戸 潤, 経済小説. ブラックペアン1988, 海堂 尊 ...
『ハゲタカ2』真山仁
通勤時のみの読書でちょっと時間が掛かってしまったが・・・「バイアウト」改め「ハゲタカ2」のレビュー。
真山仁さん トーク&サイン会開催
真山仁さん トーク&サイン会 司会進行:山崎豪敏さん(前「週刊東洋経済」編集長) 参加方法 イベントに参加ご希望のお客様は2Fレジカウンターおよび電話にてご予約のうえ、当日会場入口にて入場料のお支払いとなります。 ...
ハゲタカ 真山仁
真山 仁 講談社 売り上げランキング: 3254. おすすめ度の平均:. ものすごく「当たり」 面白い!これは買いです。 展開が速い 経済小説として気軽にはまれます 「サムライ」魂を感じたい人にお勧め. Amazon.co.jp で詳細を見る. ハゲタカ(下) (講談社文庫) ...
最近読む本
会社まで1時間強かかるため、毎日本を読みながら電車通勤しています。 最近読んで面白かった本は、. 1.ハゲタカⅠ、Ⅱ(真山 仁). 2.チームバチスタの栄光(海道 尊). 3.ナイチンゲールの沈黙(海堂 尊). ジェネラル・ルージュの凱旋(海堂 ...
ベイジン / 真山仁
ベイジン / 真山仁 2008年8月8日、 五輪開幕に沸く中国・北京。 メインスタジアムでは、 世界最大規模の原子力発電所「紅陽核電」から、 運転開始を伝える光が届いた。 だが、それは、世界中の人々の命をおびやかす、 ...
【読書】ベイジン〈上〉
あの「ハゲタカ」の著者・真山仁による、 中国を舞台にした力作です。 北京オリンピックの開幕に合わせて、世界最大の原発をつくるそのために派遣される日本人技術顧問と現地責任者の中国人官僚の対立。 さらに、水面下で動く、国家の思惑と中国経済の ...
[本]マグマ。
マグマ (朝日文庫 ま 27-1) 作者: 真山仁 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 2008/03/07 メディア: 文庫 真山仁本。筋書きとしてはそう悪くないけれども、ううむなんともな感じ。地熱発電という最近注目かつ、原油価格上昇で競争力を保持しつつある ...
「ベイジン 〈上・下〉」 真山 仁
私も「イワン・デニーソビッチの一日」「煉獄のなかで」「ガン病棟」「収容所群島」など、良くわからないままに愛読していた時期があったっけ。 ご冥福を祈る。 ベイジン〈上〉. ベイジン〈上〉. 作者: 真山 仁; 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 ...