まずキャストが凄い。 レビューに書かれている以外にも、フェイ・ダナウェイ、ロバート・ワグナー、ロバート・ボーン、ウィリアム・ホールデン、そしてあのＯ・Ｊ・シンプソン他、豪華個性的キャストが繰り広げるドラマが絡み合い、高層ビル火災の悲劇を盛り上げる。 見終わった後余韻が残り、考えさせられる作品。
上出来
おすすめ度
★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います！
概要
現代のバベルの塔ともおぼしき地上138階の超高層ビル「グラス・タワー」は、落成日に配線の不備から火災が発生し、その名が暗示するもろさをさらけだす。炎の地獄と化したビルエレベータ上で繰り広げられる救出劇など息もつかせぬスリルの連続、そこに極限状態の人間ドラマがうまくからみ合い、作品としての完成度を高めている。 『傷だらけの栄光』では主役とちょい役だったポール・ニューマンとスティーヴ・マックイーンとが同格の2大スターとして共演。ビル設計者と消防隊長の役を貫録たっぷりにキメてくれる。気品漂う詐欺師に扮したフレッド・アステアや、他人をけ落としてでも生き延びようとするリチャード・チェンバレンら、豪華共演陣も説得力ある演技で作品に深みを与える。当時流行していたディザスター（災害）映画で、同時期に似たような企画をたてていた大手映画会社が手を組んだことで実現した超大作。（井上新八）
