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+ レインツリーの国 +

レインツリーの国

有川 浩
おすすめ度:★★★★★
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ぶつかり合い、傷つけ合いながら深まる恋
おすすめ度 ★★★☆☆

有川さんらしい派手なアクションはないのが物足りない分、評価は低くなるけど、
セリフ回しのリズムの良さと生き生きしたリアルさはやっぱりいい。

傷の見せあい・言い争いをして、まっすぐぶつかり合う二人が気持ちよかった。
障害者の健聴者の恋愛に限らず、そこまで腹を見せあわないとほんとにはわかり合えないってこと。
聞こえない人のことは気の毒に思う。
でも、本当の意味ではたしてそれが一体どれほどのことなのか、その苦労を理解することは健聴者の私たちにはできることではない。
そうだとしたら、じゃあどうすればいい?
何が正しいの分からないけど、伸くんの荒っぽいけどまっすぐなやり方には本当の優しさが見えた気がします。

最後にあとがきを読んで、
「図書館内乱」とのコラボだけでなく、有川さんがこの本を書いた理由を知り、胸が締め付けられる思いでした。



自分もこうなれたら…
おすすめ度 ★★★★★

『レインツリーの国』を知ったのは、学校で借りた『図書館内乱』を読んで、「読んでみたいなぁ…」思って学校内でこの本が来るのを待って昨日、やっと借りれて読みました。

読んでいるうちにドンドン引きづられて行き、伸さんの『親に忘れられたことあるか?』って言われた所では、ショックで泣けました。

この話の設定だと最初二人が出会うのがネットのサイトで出会って、そして彼女は難聴者…。そういう設定の所で「あっ。似てる…。」って思いました。
自分は、難聴者ではないんですけど、耳が時々聞こえなくなる時があります。
症状は『彼女』とは逆で一定の低い声が聞き取りにくいのです。
そして、私の大切な人は自分の住んでる所から遠いのですが、ネットのサイトで出会い、メールや電話で話したりします。
私が耳が聞こえなくなったのは、今年の6月あたりで機械音、金物音に敏感になり、最終的に大切な人の声が聞き取りにくいと言う状態になりました。
でも、向こうも私のこの状態を受け止めてくれました。

まだ、『二人』みたいにあっていませんがいつか必ず逢いたいと思ってます。
そして、願わくば『二人』みたいにこの恋を実らせたいです…。

勝手な妄想論を書いてすいませんでした。m(_ _)mι



ストレート
おすすめ度 ★★★★☆

設定こそ多少変わっていますが、本質はシンプルでストレート。
心の壁を乗り越えようとするひたむきさに眩しくなります。
関西弁がナチュラルなのも好印象。



過去なんて「あ、そんなの関係ねぇ〜」今が大切なんだな!
おすすめ度 ★★★★☆

私はこの本を読んだときに、耳が悪い主人公の女の子の性格が私に似ていて(悪いところで)とっともいやだった。私は健常者ですが、苦手意識は同じといいますか・・。イジイジしてるとこ似てたな・・・。でも、イジイジしててもバ〜ンと自分の気持ちを誰かに伝えて当たったこと私、30年生きてきて、一度もありません・・。そう考えると自分がなんで人間に生まれてきてるのかと考えてしまいます。ぶっ倒れそうになりました。なんだか、かわらないと!と思いました。世界は自分で作るもの・・。今日はこの本を読んでじんわりと感じました。またレインツリーの国の意味(歓喜の国)にエールをもらったように思います。祝福を受け取りました。私の耳はしっかり聞こえています。言葉だってしゃべれます。心を開く・・・気取らない自分でありつづけることの難しさ。もどかしさ・・。ずっと感じています。人を大切にして生きたいと思いました。このレインツリーのお話がすんげ〜よかった・・ってわけではありません。が、私に感じることがあったので星四つの評価とさせていただきました。



正直、期待はずれ。
おすすめ度 ★★★☆☆

ある男性(伸)には、高校時代に読んだ、忘れられない本があった。
夢中になって読んだシリーズ。けれど、そのラストは衝撃で、それ以来読み返せなかった、完結編。
社会人になって三年目、ふとある時思い立ち、そのラストについて書いてある「レインツリーの国」というサイトを見付け、その人にメールを書いてみた。
思いがけず返信が届き、そこから「ひとみちゃん」とのメール交換が始まった。

…と物語は始まっていきます。
そのため、第1章は、その本に関するメール交換のやり取りが、かなりを占めているのですが。
そんなに話の中心に持っていくには、その本に関する内容説明が物足りないような気がします。
場面場面での主人公たちの気持ちなどを熱く語っているのですが、こちらは勿論読んだこともないし、とても詳しくストーリーが書かれているわけでもないので、
なんだか、かなり置いていかれた感じになってしまいました。

この本をより楽しむためには、さらにここに出てくる物語も本にしちゃえば?みたいな。
消化不良な感じがしてすっきりしません。

内容も、「図書館戦争」シリーズのレベルには至っていない気がします。
「あとがき」に、参考文献にあった体験談などから感じた「どきっ」を、出来るだけエピソードに入れてみた、とありますが。
読んでいて、それがよくわかります。っていうか、わかりすぎです。

物語が進むにつれて、自然発生的に聴覚障害者に関する発見や失敗のエピソードが出てきて理解が深まる…というより、
はじめに入れたいエピソードありきで、それに合わせて主人公の言動を決めてる印象を受けました。

聴覚障害者への理解を深めることを第一の目的に書かれた本に思え、そこにある恋愛を純粋に楽しむには、やっぱり文章が説明っぽ過ぎます。
「図書館内乱」で毬江ちゃんは、この本をそんなに良いと思えたのかな。
はっきり言って、私は期待はずれでした。

伸が最後の方で出してきた「持ちネタ」も、なんだか流れが唐突だった気がして、イマイチ感情移入出来なかったし、
彼がひとみちゃんのことを会社の女の子に相談したことを、ひとみちゃんにわかるような書き方のメールをするのも、
それまでの彼にしたら、あまりにデリカシーがありません。

有川さんなら、こういう題材のものを書くにしても、もっと骨太なものを書けるような気がするのですが。



すばらしい
おすすめ度 ★★★★★

まさに夢のコラボです !いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
ホント満点を付けても良い出来です。


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