唯一の120回本ですのでおすすめ度
★★★★★
水滸伝は70回本、100回本、120回本とあるらしく、大本は100回本で、それを膨らませたのが120回本、108星が終結した後を切り捨てたのが70回本だそうです。とにかく集まって終わりというのは寂しすぎるので70回本は論外だと思いますが、世の中はおおよそこれが一般的です。北方謙三さんは100回本を元に小説を書かれています。確かに面白いのですが、あまりに原型をとどめていないため、結局本物?はどうだったかが気になってしまいます。光栄のゲームなどは120回本によるらしいです。よって唯一の120回本の邦訳である本書をお勧めいたします。駒田先生の訳は非常に読みやすいです。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。