作品自体の出来はタイトルの通りです。 激しい曲は非常にカッコよく、美しい曲は非常に切なく仕上げられていてかなり楽しめます。 私はジェリーベリーが特に気に入っています。 ただCDの音量自体が小さめでプレーヤーの音量を上げないと聴きづらくて少し不便なので星1つ減点しました
終焉と夜明けおすすめ度
★★★★★
当時は一種の音楽文化の方向性の行き詰まり感があって、
アングラっぽい暗めの音楽が流行っていたけど、
ニルヴァーナのカートが死んだという悲劇性もあってりして、
確かビリーが「もう悲壮感を歌うのはそろそろ終わせなきゃ」、
みたいなことを言ってた。
このアルバムは、長く苦しいトンネルを通り抜けるかのように、
前半部分は日没(激しくそして暗く)、後半は夜明け(苦しみ
を乗り越えた開放感)を、表現しているように思う。
ともあれ、アルバム全体が一つのストーリーを持って描かれた、
素晴らしい作品だと思います。
2枚組もいらなかったおすすめ度
★★★★☆
個人的にはスマパンの魅力はどこか切なく甘くポップができることだと思います。いくつかの曲で見られるハードなギターは表面的な味付けであり内側には甘いメロディがあるからいいのです。1枚組にしたら好きな曲ばっかになって星5なのですがただハードなだけの曲はうっとうしいです。こんな曲なら誰でもできるじゃんと思いました。ちなみにtodayのような切なく甘い面とハードな面がすばらしい割合で調和された曲は少ししかありません。ほとんどは切なく甘くポップなだけの曲か、ハードなだけの曲で二極化してます。いい曲がいっぱいありますが二つの面のどちらかだけが好きな人には歯がゆく感じるでしょう。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
軽快な『Tonight Tonight』、メタリカの影響を受けたオルタナティブ・ロックの『Zero』、そしてニュー・ウェーブのテクノ『1979』といったポップスの名曲28曲が収録されたこの豪華な2枚組CDは、実に意欲的な作品であり、編集技術が生かされている。ビリー・コーガンの繊細な声はともかく、その作詞は素晴らしい。これまでのロッカーが決して書かなかったような感情的な歌詞を美しく書いた。愛や将来などに悲観的にとらわれながらも希望を持つこの歌は、奔放さとパワーを持った新世紀の音楽である。David Cantwell