率直な感想と言えば、やはりチルボドらしくカッコイイサウンドに仕上がってます。アレキシの声がどうとかどうでもいい。普通にインフレ○ムスのボーカルより上手いと思うし。
骨太の硬質感で聴かせるおすすめ度
★★★★☆
フィンランドのメロデスバンド、チルドレン・オブ・ボドムの6th。2008作
前作「Are You Dead Yet」もなかなか質の高いアルバムだったが、
今作はそれよりもひとつ前に戻った感じで、ソリッドな硬質感を強めた作風だ。
このバンドの特徴であるモダンで美しいシンセワークと、
普遍的なメタル色を強くしたメタリックなギターリフが絡まり合い、
ぱっと聴きにはやや淡白ながらも、骨太のサウンドを敢然と繰り広げている。
新鮮味がないとか、クサメロが少ないという見方もあると思うが、
音にはバンドとしての自信に満ちあふれたスケール感があり、
彼らにしか作りえないサウンドであるという点で、評価すべき作品だと思う。
まさにCHILDREN OF BODOMの傑作アルバム!おすすめ度
★★★★★
最も人気があるデスメタルバンドとも言われているCHILDREN OF BODOMの通算6枚目にあたるアルバムが本作でもある「BLOODDRUNK」だ。これまでにCHILDREN OF BODOMは、祖国フィンランドで4thアルバムと5thアルバムすなわち前作がアルバムチャート1位を記録したり、前作が欧州各国でもアルバムチャートの上位にランクインしたり、アメリカでも4thアルバム以降、デスメタルアルバムとしては、かなりの好セールスを記録するなど、世界的に人気が高いデスメタルバンドといえるだろう。ここ日本では、デスメタルバンドの中ではあの、IN FLAMESと肩を並べるほどの人気を誇っている。そういった状況から考えると、本作はこれまでのアルバム以上のクオリティの高さを問われているといったも過言ではない。
CHILDREN OF BODOMの音楽性を大雑把に言えばメロディックデスメタルバンドといったサウンドスタイルだが、本作はこれまで以上にブルータル性を強調し、スピーディーなナンバーとスローなナンバーがあるが全体的にスリリングあふれるメロディックデスメタルサウンドに仕上げており、またアレキシ ライホ(G、Vo)のデスヴォイスもこれまで以上に凄みを増しており、現時点では最もブルータル要素が強い作品となった。本作のオープニングを飾る(1)はスピーディー且つ、ブルータルで彼ららしいデスメタルサウンドが炸裂し、クオリティーの高さも感じじるすばらしいナンバーであり、タイトルトラックの(2)はどちらかというとスローではあるが、かなり聴き応えがあるナンバーだ。また(6)も、本作のベストトラックとも言ってもよいほど、クオリティーが高いスピーディーなデスメタルナンバーで、その他にも彼ら独特の疾走感あふれるデスメタルナンバーの(5)や(9)は個人的に気に入っている。どちらかというと本作のサウンドスタイルは4thアルバムを彷彿させるような曲調であることから、前作のような方向性を期待したファンには賛否になりそうだが、全体的なクオリティーに関しては、これまで以上の仕上がりといえよう。本作は未だにデスメタルを敬遠しているメタルファンには是非聴いてもらいたいアルバムだ!
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!