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 太平洋戦争 (上) (中公新書 (84)) |
上巻では開戦前夜、真珠湾攻撃、南方への快進撃、そして戦争の転換点となるミッドウェー海戦とガダルカナルの戦いまでが扱われている。なぜ対米戦争に突入したかという問い自体は、日本がそれまでに朝鮮、満州、そして中国で何をやってきたかということと同義であろうが、とにかく戦争は始まった。高速空母六隻による史上初の航空機動作戦でハワイを奇襲し、陸軍も東南アジアからオセアニアに到る広い地域を確保した。それが戦線をいたずらに拡大させ、早くも「攻め」から「守り」のいくさをしなければならなくなった。戦争の早期終結のための米空母殲滅を焦る山本長官が立案したミッドウェーでは、皮肉にも虎の子空母四隻を失い、あっという間に太平洋上の制海権を失った。米軍は圧倒的な物量と海兵隊を駆使した総力戦を開始し、その本来の姿をついに現わした。中国戦線に陸軍の大兵力を残したままの無謀な開戦のツケは、まずガダルカナル島の悲劇として支払われることになる。 |
 太平洋戦争 (下) (中公新書 (90)) |
太平洋戦争の開始から終了までの戦闘・戦略を日本・連合国両方の側を並行的に記述して、その実像を描き出そうという著作。 確かに、ある作戦が、状況に対する誤解におおきくもとづいていたとき、その結果がどう現れたかを見ていくことは、戦闘を考える上で、結果だけにもとづいた一方的な反省よりも意味があるようだ。 それにしても、勝利のために数万人の犠牲を予測する作戦を遂行する立場、命令する立場というのは、私の日常から想像するのはなかなかに難しいが、まさにそうしたことが実際に行われたということに衝撃を覚えずにはいられない。この時期、さらに中国方面やヨーロッパにおいて、同じような戦闘が行われていたということを考えると、まさに想像を絶した状況と言える。 |
 太平洋戦争 (上) (中公文庫) |
ぜひ、読んでおきましょう。 あくまで私の感覚ですが、とても客観的に書かれているような気がします。 私はこの本を読んでから、古本屋で児島さんの本を買いあさっています。 |
もしもこんな 児島襄 がいたら・・・
パーフェクトボディで人気の 児島襄が映画に主演。
歌詞をポーズ付きで決めると、会場からは大きな拍手が湧き起こった。
、、ってそんな話を聞いたらやっぱり思い出したのがこれっすね。
『 金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。 』（ アラン ）
ってやつだね。えっ？違う？？
開戦前夜／児島襄・著
私は歴史物が特に好きで、いつも読んでいるのですが、こうして歴史のターニングポイントに立ち会ったかのように感じられる本は、実に読み甲斐があります。 児島襄の本は、いつも長いのですが、それだけに読み込む余地が多くていいですね（*^_^*）
「極東国際軍事裁判」
参考文献『東京裁判』上下（中公新書 のち中公文庫） 児島襄『秘録東京裁判』（中公文庫）清瀬一郎 『世界がさばく東京裁判』（明成社）佐藤和男 監修 『「東京裁判」を裁判する』 (致知出版社)渡部昇一 『東京裁判の正体』（国書刊行会）菅原裕 ...
8月22日 本日の釣果
児島 襄 満州帝国 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ （文春文庫） 児島 襄は初めて。
MacArthurとの約束
④児島襄（こじまのぼる）氏の見解（戦争史研究作家） 戦史家の児島襄氏は、外務省の奥村手記公表より、はるかに先立って同記録を入手、 「文藝春秋」昭和50年11月号にはほぼ同文のものを発表された。 （同氏『天皇と戦争責任』文春文庫所収） ...
ブックレビュー（56）―『東京裁判』
『太平洋戦争』に続いて、児島襄の著作である。筆者自身が旧制高校3年の時に裁判が始まり、実際に傍聴へ行っていたそうだ。恐らくはそこで少年が感じた空気をまとっているからこそ、この本に臨場感が出ているのだろう。臨場感、と言っても裁判をただ記録 ...
本を読むこと
誤算の論理 児島襄著 文藝春秋版. The Google story（洋書、オーディオブック）. これはウェブ進化論なんかと一緒に読むと面白いと思います。 新・知的生産技術. これはベストセラーですね。自分でも買っていたのでダブって. しまいました。 ...
ここ１ヶ月に読んだ本と、山崎隆さんの本の感想
児島襄「英雄の素顔」. 児島さんの本なので期待したが外れる。 ・三好徹「三国志外伝」. 再読。キョウイの最後がいい。 ・「アスプルンドの写真集」. 再読。森の火葬場いい。何度見てもいい。 とここから山崎隆さんの本を読んでいます。 ...
児島 襄 『朝鮮戦争』
児島 襄 1984年6月25日 第1刷 （1977年2月 初出） 朝鮮戦争 (2) (文春文庫 (141‐17)) 児島 襄 1984年7月25日 第1刷 （1977年3月 初出） 朝鮮戦争 (3) (文春文庫 (141‐18)) 児島 襄 1984年8月25日 第1刷 （1977年3月 初出） ゴウ先生総合評価： A.
「昭和史七つの謎 Part 2」 保坂 正康 著
作者: 児島 襄; 出版社/メーカー: 中央公論新社; 発売日: 2007/03; メディア: 文庫. 陸軍中野学校―秘密戦士の実態 (光人社NF文庫). 陸軍中野学校―秘密戦士の実態 (光人社NF文庫). 作者: 加藤 正夫; 出版社/メーカー: 光人社; 発売日: 2006/01 ...
［本］5月18日の新聞掲載【東京新聞/読書面】
２０世紀 ６ 冷戦 読売新聞２０世紀取材班 中央公論新社 01/11 01055628 朝鮮戦争 １ 児島襄 文藝春秋 84/6 84-14509 朝鮮戦争 ２ 児島襄 文藝春秋 84/7 84-17212 朝鮮戦争 ３ 児島襄 文藝春秋 84/8 84-19858 勝利なき戦い 朝鮮戦争１９５０−１９５３ 上 ...