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太平洋戦争 (下) (中公新書 (90))

児島 襄
おすすめ度:★★★★★
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後世に残してほしい本
おすすめ度 ★★★★★

上巻の書評にも書いたが、客観的な書き方が安心感を生み、悲惨な歴史を最後まで読ませてしまう。太平洋戦争の全貌をとらえる入門編の本として、価値が高い。歴史の批判にも答えられる本である。中央公論新社は是非とも長く出版を続けてほしい。もっとたくさんの人にも読んでもらいたいので新装版を出したらいかがか。



戦争は現在の日常からは理解を絶した世界だ
おすすめ度 ★★★★☆

 太平洋戦争の開始から終了までの戦闘・戦略を日本・連合国両方の側を並行的に記述して、その実像を描き出そうという著作。
 確かに、ある作戦が、状況に対する誤解におおきくもとづいていたとき、その結果がどう現れたかを見ていくことは、戦闘を考える上で、結果だけにもとづいた一方的な反省よりも意味があるようだ。

 それにしても、勝利のために数万人の犠牲を予測する作戦を遂行する立場、命令する立場というのは、私の日常から想像するのはなかなかに難しいが、まさにそうしたことが実際に行われたということに衝撃を覚えずにはいられない。この時期、さらに中国方面やヨーロッパにおいて、同じような戦闘が行われていたということを考えると、まさに想像を絶した状況と言える。


太平洋戦争の成り行きを客観的に記述した通史(下巻)
おすすめ度 ★★★☆☆

海軍のミッドウェーおける、陸軍のガダルカナルの敗北をきっかけに、米軍の攻勢の機は熟した。ミッドウェーで失った空母四隻に続き、ハワイ攻撃に参加した残りの空母二隻も沈み、海軍は「攻め」の決め手である機動部隊を完全に喪失した。太平洋の守りのために中国戦線に展開する最精鋭関東軍などの陸軍兵力が次々に南方に引き抜かれた。日本軍は、東は広大な大陸の原野で中国軍と、西は東南アジアやオセアニアの諸島で米英軍と対峙する二正面作戦を強いられることになった。あとは敗北につぐ敗北だけである。「インパール」に象徴される無謀な作戦立案、神風特攻隊、バンザイ突撃、本土決戦の準備のための銃後の竹ヤリ訓練、「欲しがりません、勝つまでは」と国民に強いられる耐乏生活。連合軍は次々に太平洋の要所を攻略し、B29による無差別戦略爆撃を開始した。沖縄地上戦、広島、長崎への原爆投下、ソ連参戦を経て、ついにポツダム宣言を受諾、玉音放送をもって日本は敗北した。



日本の計画
おすすめ度 ★★★☆☆

日本には想像力が無かった。
つまりは、西太平洋、東南アジアを支配した。
それも、太平洋戦争が始まって半年もたたないうちにである。
なのに、その後のことを考えてなかったというのである。

成功者は、勝った後のことを考えるという。
勝った後のことを考えると、相手の領土をボロボロにしたりはしない。

勝った後に、相手の領土が自分の領土になるからである。
日本の想像力の限界が、この戦いにはあったのだろう。
現実を見ることができた人はいたかもしれないが、日本の制度がこり固まっていたのも否めない。



素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★

届いてからずっと気に入っています 。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。



児島襄 動画

児島襄



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