海軍のミッドウェーおける、陸軍のガダルカナルの敗北をきっかけに、米軍の攻勢の機は熟した。ミッドウェーで失った空母四隻に続き、ハワイ攻撃に参加した残りの空母二隻も沈み、海軍は「攻め」の決め手である機動部隊を完全に喪失した。太平洋の守りのために中国戦線に展開する最精鋭関東軍などの陸軍兵力が次々に南方に引き抜かれた。日本軍は、東は広大な大陸の原野で中国軍と、西は東南アジアやオセアニアの諸島で米英軍と対峙する二正面作戦を強いられることになった。あとは敗北につぐ敗北だけである。「インパール」に象徴される無謀な作戦立案、神風特攻隊、バンザイ突撃、本土決戦の準備のための銃後の竹ヤリ訓練、「欲しがりません、勝つまでは」と国民に強いられる耐乏生活。連合軍は次々に太平洋の要所を攻略し、B29による無差別戦略爆撃を開始した。沖縄地上戦、広島、長崎への原爆投下、ソ連参戦を経て、ついにポツダム宣言を受諾、玉音放送をもって日本は敗北した。
日本の計画おすすめ度
★★★☆☆
日本には想像力が無かった。
つまりは、西太平洋、東南アジアを支配した。
それも、太平洋戦争が始まって半年もたたないうちにである。
なのに、その後のことを考えてなかったというのである。
成功者は、勝った後のことを考えるという。
勝った後のことを考えると、相手の領土をボロボロにしたりはしない。
勝った後に、相手の領土が自分の領土になるからである。
日本の想像力の限界が、この戦いにはあったのだろう。
現実を見ることができた人はいたかもしれないが、日本の制度がこり固まっていたのも否めない。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。