・・・という評点が頭にある小生には、当該新作の実質的評価は★★★★が妥当と思っていますが、2008年に至って、このレベルのNewAlbumが出せるLeppsに★★★★★提供したいと思います。一曲一曲を聴く限り、もう少し曲の構成を練りこめば、上記の名作群に比肩する水準のAlbumになるのりしろが残されている点が悔やまれますが、それでも駄曲がないのが何よりの高評価Point。Nine LivesにAnimalっぽいPopさを感じさせるところも嬉しい。30代後半〜40代前半のLepps Fanで、同時発売紙ジャケしか購入していない諸兄ももう一度Shopに足を伸ばしてご購入をお薦めいたします。フィルもヴィヴィアンも元気なソロパートも久しぶりに聴けますしね。リックアレンもほんまに片腕なんかと疑うほどに驚きの連打のプレイを披露している。
Sound Productionは全然ダメ!最近流行りの傾向なんでしょうかね、音圧上げまくって透明感や分離感なんざまったく考慮していない。携帯機器が主戦場になってしまったが為の弊害なんでしょうか?紙ジャケCDのNon Remaster CD の方がよっぽど良いSound Productionです(20年以上前のNon Remaster音源なのにネェ)。この音源をSHM-CDにしたところで意味あるんでしょうか?SHM-CD肯定派の私ではありますが、このSound Productionには猫に小判でないかと・・・(現代的Sound Productionにするにしてもトレバーホーンプロデュースのt.A.T.u. / 200 Km/H in the Wrong Lane のようなGoodなんですけど!!)
良い。おすすめ度
★★★★★
SHM仕様とかDVD付とか売りにしなくともこの音だけで十分ではないかと聴いていて思う。
楽曲の良さはもとよりアレンジ構成が過去の傑作をもしばらく忘れさせてくれそうな作品だと感じた。
昔の作品に似た所もあるが殆どが新デフレパード作品だと言える。
全体にエネルギーに満ちていてハードロックバンドらしさを取り戻した感じだ。
少なくとも今作、私には飛ばしたい曲は皆無と言いたい。
ベストアルバムよりベストしている。
ライブのセットリストをこのアルバムから多く使っても不満などないのではないだろうか。
やはり音楽的欲求を満たしてくれるのは彼らだけ(?)なのだ。
私がやりたいこと聴きたいものは彼らがやってくれる。
素晴らしいブレンドで世界一味わい深いハードロックバンドだ。
まさに夢のコラボです。
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。とにかくこれは絶対買いだ!
買って良かったと思います。