まさに自分が旅している気分になれますおすすめ度
★★★☆☆
前半部分はやや単調に思えたので星三つ。
それぞれの乗客にまつわるストーリーが、ある一つの家族を通じて
つながっているといえばつながっているが、ぎりぎり首の皮一枚で
つながっている感が否めない。
全体としても骨格のはっきり見えないストーリーなのだが、
結論をがっつり示さないところがヨーロッパ映画のよいところか。
とはいえ、留学中の一人旅でちょうど同じ路線を
夜行列車で旅したことがあったからすごく共感の持てる映画ではあった。
この映画の優れているところは、とにかく列車の中の会話が自然なこと。
いかにも「映画の台詞です」といった言い回しや雰囲気は感じられず、
自分が旅の途中でstrangerと話している感じとまさにそっくり。
そう、ローマに着くまでにはイロイロあるのよねえ。。。。
最大のポイントはラストのアルバニア人vsスコットランド人の場面。
私はちなみにローマ到着直後から数度、東欧人らしきスリ(家族)
に実害にあったため彼らのテクニシャンぶりを知っているので、
アルバニア人の言い訳を信じるなんて馬鹿らしい、と思ってしまうだろうけれど、
こういう時の振る舞いに正解なんてない。
・・・・・スコティッシュたちの優しさにほろり。英語はわかりにくいけどね。
★素直に感動★おすすめ度
★★★★★
3人のパルムドール受賞監督による3部作。同じ列車に乗る
乗客達の物語で、主人公も違っており一見関係ない話なのですが、
1家族でどこか繋がっています。(1話ちょっと違いますが)
その家族をめぐる物語には素直に感動。ごく普通の乗客たちの
ちょっとした優しさがすごく身にしみる。
本当に感動。自分だったらどうしていただろう?と重ねてしまいます。
見た後にすごく優しい気分になれる作品。1話を除いて・・・
是非たくさんの人に見ていただきたいと思います。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!