いろんな病理学の教科書をはしごして最後にたどりついた本です。日本の本だとどうしても病理所見を羅列しているだけの病理診断に特化した内容になりがちです。しかし、この本では、疾患がなぜ起こり、どういう機序で臨床的な所見が発生するのかというメカニズムを明らかにしてくれます。つまり、病理学の本来の面白さを教えてくれる本です。ぜひ挑戦してみてください。
決して高い買い物ではないおすすめ度
★★★★★
図や写真が少ないという評価が多いので、多少不安に思いながら購入したが、
想像以上に写真は多く、文章もそこまで難しくないので読みやすい。
何より素晴らしいのは、本についているPINコードでネット登録することにより、
この重く分厚い本の全てをネットで見ることができるようになる点だ。
これにより、学校や大学病院へ重い本を持って行かなくとも、
ネットさえあればいつでもロビンスを紐解くことができる。
この値段は、本体と付属のCD-ROM、それにネットテキストの値段だと思えば、
そこまで高い買い物でもないと思う。
病理の教科書としては最適おすすめ度
★★★★★
病理学総論・各論を網羅した最もよい本といえる。日本語の教科書も多数でているが、まだまだRobbinsにはかなわないと思う。
改訂もよくされるので、新しい情報も含まれている。もちろんめずらしい疾患などは記載がないこともあるが、basicな部分はまったく問題ない。図譜は他の本で補うもよし、同じRobbinsで出ているAtlasでもよいと思う。Review of pathologyを併用するとさらに学習に効果的。現役になると他にも必要な教科書が多数あるが、一冊にまとまっていて、全体が俯瞰でき、しかも通読可能なのはRobbinsだと思います。
病理といえばコレおすすめ度
★★★★★
病理といえば、Robbins! 学生でAndersonはさすがにキモ過ぎますが、Robbinsくらいは読んどきましょう。簡易版ダメですよ、あれ。あと、アンダーウッドもサッパリです。病理は、Robbins!!
ただ、図の量が物足りないので、本気で病理をやるなら、Andersonのアトラスとセットで勉強することをお勧めします。WEBPATHみたいな病理教育サイト(※グーグれ)も割合使えます。
病理の勉強は、教科書的な知識がもちろんベースになりますが、なにより実際にプレパを見ることが大切です。アニチコフ細胞、RS細胞、Kitaichi unit lesion・・・彼らとパーフェクトに会話することが病理のコツです。
病理やるならこれでしょ!!おすすめ度
★★★★★
とにかく詳しい。単なる組織像にとどまらず、マクロからミクロ、そして分子的基盤までが詳細に記載されている。アトラスとしては向いていないかもしれないが、内科的なことも含めて大体載っている。
辞書として最高だ。
文章が多い一方で、Figureが充実しているのもありがたい。
大雑把に捉えるのに非常に役立つ。このFigureがあるからこそ、大量の情報が整理されてくる。和書のFigureでこれらを上回るものは、
そう多くはないのではないかと思う。
明快なFigureと詳細な解説。これぞRobbins!!
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。