ウエンディに間違えられて娘のジェーンがさらわれてフックにさらわれてしまうのですが、本筋は戦争やジェーンの暮らす社会に於いて、夢みる事を忘れてしまった少女が夢を取り戻すという展開かな。
1作目よりなんだか内容自体が薄く、メッセージ性の強い作品の様に感じます。子供は関係なく喜んで観ていましたが、大人にとってはもっと現実社会を見せるよりもファンタジーを強く楽しく見せて欲しかった気がします。
予想以上に面白いおすすめ度
★★★★☆
大ヒットしたディズニー映画の2作目。
以前別のディズニー続編でがっかりしたので期待していませんでしたが、
『戦争のせいで夢を信じられなくなった現実主義の少女』が主人公という設定に、
新しいディズニーの可能性を感じて観てみることにしました。
正直、予想以上に面白かったです。
戦争のため、まだ幼いのに現実を直視して生きていかなくてはならない少女が
ネバーランドへ行って夢を信じる心とステキな仲間を手に入れる。
小さい頃にピーターパンに憧れた私としては、主人公ジェーンの心に同調し、
幼い頃の気持ちが胸に甦るようでした。
ネバーランドに行ってからの話は、
キャラクターも世界観も旧作と変わらずちょっと物足りなさもありましたが、
『子供が夢を信じられない現代』と『不変の夢の国』との大きなギャップを
上手く表現していたかなとも思えます。
子供よりも、子供の頃からディズニーが好きな大人向けと言えるかもしれません。
ジェーンとティンクがいい!!おすすめ度
★★★★★
続編はつまらない、という既成概念があり、娘にせがまれてしぶしぶ観ました。でも、映像はきれいだし、キャラクターはかわいくて魅力的。前よりもピーターパンが好きになりました。
ジェーンが、現実的でおとぎ話を信じられないのは、戦争まっただ中の時代に生きていることと、11才にして「家族を守れ。」と言う子育てをされているからだと思う。ウェンディも、弟の面倒を見させるばかりでジェーンにはあまり甘えさせてあげていないのでは…。なんていう見方をしてしまいました。だから、ジェーンの気持ちはとってもよくわかるんです。手帳をダメにされて怒るときも、フックの口車に乗ってしまうところも…。
ジェーンが飛べたときは、思わず涙。
それに、ティンクの笑顔がとってもすてき。1よりもずっとかわいくなっています。雑貨屋さんに行くとティンクのグッズに目がいき、つい手に取ってしまう自分がおかしいです。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
これが発売されるのを心待ちにしていました
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
買って良かったと思います。
概要
ディズニーが製作したほかの古典の続編とは違い、1953年版の『ピーターパン』の続編は劇場公開された。第二次世界大戦の影響で、ウェンディの娘で思春期直前のジェーンは現実主義的で、ロンドンがぼろぼろなのだからおとぎ話や遊びは必要ない、と言い張るような娘になってしまった。フック船長はジェーンをウェンディと間違えて誘拐し、ピーターパンに復しゅうするため「右から2番目の星(ネバーランド)」に戻る。残念なことにこの映画では、この新しい筋をふくらませておらず(ロンドンでのシーンの方が感情に訴える衝撃を持っている)続くのは薄っぺらいオリジナルの焼き直しだ。プラスの面としては、賢いタコがあの変わりばえのしないワニに取って代わったこと、そしてジェーンが堅実で現代的な女性の模範と言える人物だと分かることだ。ストーリーがピーターパン自身のように「成長しきってない」ものの、4~9歳でオリジナルを見て育った子どもたちは、この冒険の数々を楽しむことだろう。(Doug Thomas, Amazon.com)